私たちが考える学習塾の役割とは、「自分から学ぼうとする力を身につけ、生徒自身が持つ能力を最大限に高めること」です。
その役割を全うするために私たちは、「ラーニング・ピラミッド」(図)に着目しています。
「ラーニング・ピラミッド」とは、学習スタイルによってどれだけ学修定着に差があるかを表したものです。
これを見ると、多くの学校や大手学習塾等で行われている「先生が前に立って黒板に書いていく」授業スタイルは、学修定着率が非常に低いことがわかります。
その一方で、「自ら体験する=自学自習」や「他の人に教える」という学習スタイルは、学修定着率が非常に高いことがわかります。 しかし他の人に教えるというのは、時間がかかるという欠点を備えているため、自学自習が一番成績を上げるには効率的です。
私たちはこのことを踏まえて、学修定着率の高い「自学自習」に重点を置いた授業スタイルを採用しています。
具体的には、授業前半には生徒の理解力をチェックも兼ねた講義形式の授業を行い、授業後半には自学自習の時間を設けて、生徒自ら学習できる習慣を身につけさせるようにサポートを行います。
生徒によって、当然学習レベル・理解力・定着率・勉強スタイルは全く違います。
そこで、私たちの塾ではどんな生徒であっても、全員同じ授業・同じ宿題ではなく、生徒一人ひとりと向き合い、その子にあったテキスト・進度・教え方で授業を展開します。
また、授業を受ける集中力にも限界があるため、60分間の授業が適度であると考えています。
学校での授業や前半の講義で学んだことを、自分で改めて理解してもらうために、たっぷり自学自習の時間を設けています。
自習時間中は、勉強の質問対応はもちろんのこと、どのようにすれば成績が上がるか、学力がつくかなどのアドバイスも随時行っていきます。
この強制自習システムを採用することで、授業を受けて家に帰って、何も復習をしないことを防ぐことができる上、生徒が自分から学習しようとする力・習慣を身につけることができます。これによってただ教えてもらうだけの非効率的な学習から、自分で学ぶ効率的な学習へとステップアップすることができるのです。
もちろん生徒それぞれ能力・学習スタイルが全く違います。例えば、1を教えて10理解する生徒もいれば、10を言って初めて1理解する生徒もいます。
また、基礎をしっかり固めてから、応用へと挑戦したい生徒もいれば、早く応用へ進みその分野に慣れたいという生徒もいます。
そのため、生徒にあった授業・学習テキストが必要ですが、生徒やその親御さんはどのような授業・どのような学習テキストが一番合っているのかどうか分からない方が多いと思います。
そこで、私たちは生徒に寄り添って、一番合う勉強法やテキストを教えることも行なっています。さらに、そのテキストを使って、その生徒だけの授業・自学自習も提供しています。
この授業スタイルを採用することによって、学校の定期テスト対策だけで通じるような、その場しのぎの学力ではなく、本当の学力を身につけさせることができるのです。さらに、勉強に対するモチベーションの保ち方も常に講師がアドバイスし、自宅でも自ら勉強できるようにサポートします。
多くの大手学習塾では高い授業料で、2時間みっちり一斉授業を行なっています。しかし、それでは先生が教えた分のほとんどを吸収することができず、生徒一人ひとりに合わせた授業ではないので、効率も良くなく生徒自身が持つポテンシャルを最大限に引き出すことはできません。
一方、私たちは一人ひとりの生徒と向き合いながら、同じ目線に立って授業を行い、つまずいているところを見つけ出し、自ら学ぼうとする力を伸ばせるようサポートします。そして、その場しのぎの勉強ではなく、将来に役立つ本当の学力が身につくのです。